洋の東西を問わず、私たちの祖先は様々な形の徒弟制度を構築し、あらゆるノウハウの伝承と発展を成し遂げてきました。
誰もが体験する「親子」という関係も、言ってみれば、私たちが体験する最初の徒弟制度であると言えます。
「お父さんのようになりたい」
「お母さんのようになりたい」
全ての人がそう感じたとは言い切れませんが…。
自身がそう感じた経験の持ち主や、そう感じた友人に触れたことがあるという方は、決して少なくないのではないでしょうか。
人を成長へと導く大きな要素の一つ。
それが「憧れ」という感情。
職場においては、先輩や上司、そして経営者に対する憧れに勝る原動力は存在しません。
Faith SCAの「育成体系 策定/改定」では、制度構築にあたって、まずはプロジェクトメンバーを選抜。経営者が日々晒される決断の連続と非常に似た環境を擬似体験する過程で、「こんな人になりたい」と頼られる人材への成長を促進することからスタート。「人を育てる仕組みづくり」を超えた「こんな風に育ちたいと思わせる人材育成」を通じて、組織が目指す理想の人材像を実現させる育成体系を構築します。
経営の最重要事項の一つである育成体系を設計する場面で、それを担う当事者は、経営者と同様な極度のプレッシャーにさらされ続けます。あちらを立てればこちらが立たず…そんな板挟みの状況を、ただの伝書鳩のような「ガキの使い」ではなく、双方を説得しながら解決する連結ピンの役割であることを求められ続けます。このような経験を通じて、プロジェクトメンバーは、経営者と同様の価値観を持つ「経営者の分身」へと成長することになります。
制度だけで組織は変わることはありません。重要なのは、制度を使いこなす人=経営幹部が存在するということ。制度が本来の機能を発揮するために、欠かせない考え方です。フェイスSCAのプロジェクトでは、主要部門を代表する経営幹部を集めた参加型で制度を設計。仕組みを作るプロジェクトで個人のリーダーシップ発揮の確認、価値観の確認を繰り返しを習慣化させます。
一人ひとりのリーダーシップを開発しただけでは、組織変革は起こりません。リーダーシップを開発しながら、それぞれ個人間の関係性も合わせて開発することで初めて組織変革が動き始めます。個々の繋がりを太く潤滑にすることで、自立自走型組織への変革を叶えます。
育成体系 策定/改定
Training System
経営者
幹部
管理職
中堅職
一般職
新卒
対象となる人材
一般職、主任、課長、部長 経営幹部、経営者
【メンバー数
】
ブロジェクトオーナー1名 プロジェクトリーダー1名(オーナーが任命)
プロジェクトメンバー5名(オーナーが任命)
※メンバー選定の基準
・全社員への影響力がある人(いい影響、悪い影響)
・次期経営幹部として経営感覚を習得することが望ましいと思われる人
【研修実施に必要な時間】
(例)1回3時間/月2回/6ヶ月 プロジェクト11回+チームブリーズ研修
(標準的なステップ ※貴社の状況に応じてカスタマイズ可能です。
進行ステップ