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株式会社フェイスSCA

伝わったことがコミュニケーション

 伝わったことがコミュニケーション

「あれだけ何度も伝えたんですけど…、
やっぱり、伝わっていなかったのか。本当に彼には困ってしまいます」

チームリーダーのA課長がため息交じりに語りました。
どうやら、繰り返し伝えたにもかかわらず、
その意図がメンバーに伝わっていなかった様子。
課長は、その原因が部下であるメンバーにある、と考えているようです。
確かに、メンバーにも問題がないわけではないようですが、
この出来事、それで終わらせてしまって良いのでしょうか。

私たちは時として『伝えた』だけで終わらせてしまうことがあります。
そして、特に深く考えることなく、このような行為をコミュニケーションで
ある、と認識していることがあります。

このような思考に基づいているからこそ、
『私は伝えた。伝わらなかったのは相手の問題である』
という結論、自己正当化に着地してしまうのです。

コミュニケーションとは一人で成立するものではなく、二人以上の当事者た
ちによる共同作業です。
決して一方的に相手に問題があったと片付ける話ではなく、発信した側には
問題がなかったと正当化できる話でもないのです。

例えば、伝えてから3日経っても、伝わっていなければコミュニケーション
は完了していません。
(多くの場合、この事実に気づくまで更に数日の時間を要することになります)
組織で部下を持ち、その先輩という立場の方々は、
『伝えるコミュニケーション』ではなく
『伝わるコミュニケーション』を実現させ続ける必要があります。

キャッチボールで例えるなら、
相手が一番受け取りやすい場所にボールを投げる、ということ。

ジャンプしても届かない暴投は論外。
ワンバウンドの弱い球もいただけません。
受け取りやすい高さ、胸のど真ん中にボールを投げる。
さらに、そのボールを相手が受け取り、返球されるまで、しっかりと確認し続けるわけです。

伝えた、で終わらせるコミュニケーションから
伝わった、から始まるコミュニケーションへ。

少しの気配りで、あなたの意図が、
スムーズに伝わるようになることは間違いなし。
ぜひ、今日からお試しください。

株式会社フェイスSCA
代表取締役 針生 英貴